「やっぱり税理士って、
必要だね。」
後日いただいた、お客様の言葉でした。
その言葉が生まれた背景を、少しお話しさせてください。
「きちんと申告してもらっているんだから、調査では税理士がいなくても変わらないよね。」そう判断されたお客様が、一人で税務調査を受けることになりました。1ヶ月後、70万円の追加税額を告げられたという報告が届きました。
内容を確認すると、根拠が薄いまま「同族会社だから」という決めつけで押し込もうとしているように見えました。その瞬間、子供の頃の記憶が蘇りました。知識がないだけで、為す術もなく受け入れるしかなかった両親の姿。目の前で同じことが起きようとしている。いてもたってもいられませんでした。
でも、今のお客様のピンチには、
すぐ飛んでいける。
社長に直訴し、代理人として税務署と向き合いました。根拠を示しながら2時間、粘り強く主張を続けました。
子供の頃、ただ不安で、何もできなかった自分。あの経験があるからこそ、同じ思いをさせたくないという気持ちが、この仕事の原動力になっています。「やっぱり税理士って必要だね。」——その一言は、私が税理士である理由を、改めて教えてくれました。